アメリカでウーバー乗ったら値上がっていった話
アメリカ放浪としていた頃、車に乗れない私がどこへ行くにも必ず使っていたウーバー。
特に語学学校へは往復必ずウーバーを使っていました。
日本のようにバスは安全ではないし、電車の通っていない土地だったから車が必需品で車のないわたしにとって移動手段はウーバーしかなかったのです。
初めて乗ったときは片道10ドル
その次は8ドルから7ドル
翌週は9ドルから11ドル
その翌週も大体9から11ドル
そこから謎の13ドルから18ドルに値上がり
!!??
ロードマップが日によって所々違いますが、これは担当の運転手が道を間違えたためです。
ウーバーは距離によって最初に金額が表示されるので降りた後に最初に提示された金額と違ければウーバーに問い合わせすることで、最初に提示された金額に直してもらうことができます。どんなに時間がかかってもです。
ただこの場合、最初に提示された金額が明らかに最初と変わっていってるのでウーバーに問い合わせしたところ返答はこのような内容でした。
『その州は2016年2月から3%のタックス料がかかります。値段が上がっているのはそのためと思われます』
↓
そんなレベルのことじゃない!
明らかにいつも使ってた道が急に値上がってるんだからそこにビジネス的な何かが関わってるんじゃないの?!需要が高まっていると認識されて。
もう一度問い合わせしてみましたが、またもや同じ返答で電話で問い詰める英語力のないわたしはここでお手上げとなりました。
おそらく、普段使っている道を毎週ウーバーで通っているとその道は値上がっていく、
頻繁に利用している常連客から搾取していくパターンなのかなと思いました。
さすがに片道2000円はキツい、と思ったので
ここでリフト(ウーバー同様配車アプリ)に変えました。ちなみにリフトでは10-12ドルと明らかにウーバーよりも安かったのでここからリフトに切り替えました。
まあこの事件の頃には、わたしはトランスファーが正式に決まっていたのでその翌週には違う州にお引っ越ししていきその道のウーバーに乗ることはなくなったのですがね。
もう一生、ここの土地に行ってウーバーに乗ることなんてないんだろうなぁ、と思うと感慨深く懐かしい思い出です。
ちなみにウーバーの運転手、お話好きな人もいれば無愛想な人もいる。英語が第一言語じゃない人もいるからよく分からない言葉のラジオが流れている人もいる、いつだったか暑い日にエアコンぶっ壊れた車でお迎えに来た黒人さんもいたな…
窓全開で、排気ガスと砂が車中に舞って最悪だったっけ。他にもアプリの道が読めなくて道順間違えまくる人だっていたし、ボーイフレンドはいるの?連絡先教えて!FB交換しようよってナンパしてきたフィリピン人もいたな。警戒して連絡しなかったけど。
あとは突然スマホがショートして道がわからなくなったから、口頭で説明して誘導してくれ、とか言われたこともあったっけ。とてもじゃないけど説明できる距離じゃないから降ろしてもらってその道分までのお金は返してもらったけど、大丈夫だから!ってなかなか降ろしてくれなかったっけ、、
まぁ、こんな感じで色々です。ただタクシーに乗ってるだけでこんなにもアメリカに住んでる人たちと関わることができて、それだけでも勉強になりましたな。ウーバーに関しては強烈な思い出ばかりだけど笑
でも、危ない目に遭わなくてよかったなー。
変な時間と場所で利用することはなかったからね。
ウーバーって特別な資格とかいらなくて、アプリで登録すればその時点で誰でも運転手になれるから、リタイアした人とか仕事のない人とか色んな人いて、稀に危ない人とかもいるからあんまり乗らない方がいいかもしれないです。
たまにならいいかもだけど、こんなに頻繁に乗るなら向こうで車をレンタルするか、そもそも車のいらない土地にするか、どちらかの方がいいかも。ちなみにわたしはその土地には3ヶ月だけ滞在し、電車の発達しているBostonへ引っ越していきました。
その話はまたいつか。