夏にエアコンが壊れた話
2020年の中でトップ3に入るくらい最悪な出来事でした。
忘れもしない、それは厳しい残暑が残る、9月上旬の東京、深夜2時に起きたことでした。
眠っていた私は、エアコンのプシューという音とともになんか暑い…?と灯りをつけてエアコンを見ました。
…?!
確認するとこの通り
完全ダメなやつ。
とりあえずブレーカーを落として付け直して、コンセントを抜いて入れ直して、全部一通り試したがまるでダメ。
そもそもこのエアコン、入居初日から壊れてたのだ。
忘れもしない、東京はまだ寒かった今年3月。寒いのでつけようとしたら、作動せず。電源は入るが運転されない。
そこから電気屋を呼んで、部品だけ交換してもらったら直ったのだけど、この時なんだかんだ訪問から部品交換、使えるまでに1週間以上かかった記憶。
そこからこの夜中まで平常運転で来れたのはいいけれどまさかの再故障。
2回目‼️半年で2回目の故障‼️
それは悲劇でした。何が悲劇というと私は今月末でこの部屋を退去予定だったからだ。
それなのに、、、!!なんて運が悪い‼️
とにかくその夜は、朝になったら直るかもしれない、そんな奇跡が起きるかもしれない、と無理やり思考を変え現実逃避の如く眠りました。
もちろんそんな奇跡など起こるわけなく、素人目から見ても分かる完全な故障。それも修理どころでは済まされない、買い替えレベルの故障。
ということはこの時点で分かっていたのに、それでもやはりメーカーに一度見てもらわないと買い替えられないというオーナーの返答。
すぐに電気屋に電話したが、
「うちじゃあわかんないんで、メーカーに伝えときますねー」というやりとりから電話が来たのはその翌日。
「最短で5日後になります」
…⁉️
5日後⁉️
この暑い部屋で5日も我慢しなければならないのか。さすがに耐えられないと思い、事務へ相談したが「いやー、うちとしましてもねぇ。空き部屋はないんです。ほんとに暑いのに申し訳ないですけど、我慢してもらうしかない」
という無慈悲な返答だった。
我慢してもらうしかない⁉️
ではあなた方はこの暑さの中エアコンをつけずに生活できるというのですか?
東京の夏をエアコンもつけずに我慢できる人がいるのなら、病院に熱中症で運ばれてくる人なんていないです。
わたしが熱中症になって運ばれたらあなた方は入院費を出してくれるのでしょうか。
一応女の一人暮らしなので夜に窓を開けて眠るなんてできません(マンションの2階)
それに1ルームの窓1つ開けたところでどう風が通るというのでしょうか。
ひとしきり文句を並べたはいいが、その5日間は本当に辛かった。
暑くて、暑くて、、
部屋の中は常に32℃
休日はたとえ1日しか休みがない日でも部屋から逃げるように出かけ、出かけたくなくても出かけなければならず日暮れに帰ってくる日々。
仕事の日はまだいいが、過酷なのは夜。
風呂上りは髪を乾かさなかても15分あれば完全に乾き、ひたすらアイスノンで身体をクーリング。ぬるくなったら新しいのと交換、
扇風機をMaxで回し(扇風機があってよかった…😭)
食欲がなくなり夜は暑すぎてほとんど眠れず寝不足な日々。
それを5日過ごしてようやくメーカー訪問の日。
まさかの3月に来てくれた人と同じ人でした。が、その人いろんなところ修理に行っているからか私のことは覚えていないようでした。
ひと目見るなり「これはもうずっとこの状態でしたか?」と。
一応ブレーカー落としてみますね、
と試してくれたが相変わらず反応はない。
完全ダメなやつ!!
何かの機械でエアコンの信号を試してみていたがすぐに『これはもう買い替えですね、全く反応しないので、、、』
『とりあえず修理はもうできる状態でないと電気屋に電話するので、あとはそこで替えてもらってください』
訪問10分足らずで終了。
…やっぱりそうじゃん!
なんだ、この数日の待機!!
メーカーさんが帰ってからすぐに電話がきて『あっー〇〇さんですか?いやー、うちとしてもねぇ、買い換えなきゃいけないんだろうなぁって思ってたんですよ!でも道理ってもんがあるんで、一応メーカー挟まなきゃだめなんですよ。まっ、でもこれで完全にダメってわかったんで入れ替えますね。早くて3日後になります!』
そうでしょうね、ウェイティングタイムがあることはなんとなく覚悟していたけど、三日後かぁ。。😭でもこれでやっと新しいエアコンが、、三日我慢すれば。。
だけど
その三日も辛かった。。暑くて、、
結局壊れてから新しいエアコンがくるまで1週間以上暑い部屋で過ごしました。(よく熱中症にならなかったものです)
そして…
ついにその日は、、
きました。
新しいエアコンがきたーーー!!✨
だがしかし、
もうこの頃には9月も中旬。幾分か涼しくなっていた頃でした。
そしてわたしは今月末で退去なので、嬉しいのか、悔しいのか悲しいのかなんともいえない気持ちでした。
この事例から思ったこと。
エアコンは耐用年数越えて使い続けず買い替えましょう。一度壊れると次から次へと連鎖的に壊れていくものなんだそうです。
今回の件は、壊れた部品をその都度その都度新しいものと交換して、直して、耐用年数を超えて使い続けていたからついに大元が壊れてこの真夏に地獄のような日々を味合わなければいけなくなったんだと思います。それも退去月に壊れるなんてものすごく運が悪い。
日頃の行いが悪い…のか?
まっ、でも次の人の為にはなりましたね。新しいエアコンが入ったのであの部屋のエアコンは当分大丈夫でしょう。
(ちなみに他の部屋でもお盆最中に壊れたところがあったと後に電気屋さんから聞きました。)
なんていう、今となっては懐かしい思い出話でした。